詐欺の種類



経済・経営

公開日:2024/3/19    

■ねずみ講とは, マルチ商法との違い

ねずみ講とは、組織に入会した人達で金銭を出し合い、組織上の「親」に渡すことで利益を得る仕組みのことです。商品を扱わず、金銭の配当が目的となっており、違法になっております。 マルチ商法とは、商品やサービスなどの販売利益の一部を組織の「親」に渡すことで利益を得る仕組みのことです。商品やサービスの販売が目的であるため、合法になっております。

■ポンジ・スキームとは

ポンジ・スキームとは、投資の配当金を支払うといって投資家からお金や資産を集めるものの、計画的に破綻する事で集めたお金を返却せずに騙し取る手法のことです。 アメリカの詐欺師、チャールズ・ポンジが由来となっております。

■予知能力詐欺

自分が予知能力があると信じ込ませることで、相手の行動をコントロールする。

予知能力があると信じ込ませる方法は、例えば、巨人vs阪神がどちらが勝つかの予想として、50人に巨人が勝つとメールで送り、異なる50人には阪神が勝つとメールで送る。 巨人が勝った場合、次は巨人が勝つと送った50人のうち、25人には次も巨人が勝つと送り、残りの25人には阪神が勝つと送る。 これを繰り返すことで、人数はどんどん減っていくが、誰かには本当に予知能力があると信じ込ませることができる。

■懸賞金詐欺

「あなたが応募していた懸賞金が当たりました」などと通知し、「お渡しするためにカードや口座の情報を教えてください」と言われ、教えてしまう。 自分にそんなものを応募した覚えがなければ引っかかる筈はないのですが、偶然にも本当に似たような応募をしていた場合、そのことと関連付けてしまい、引っかかってしまう場合がある。

類似の詐欺として、お金を配ると言って口座番号を聞き出し、本当にお金を振り込むのですが、その際に必要以上の金額を振り込む。 「間違って振り込んでしまった。現金で返して欲しい」といって現金で返してもらう。実はその振り込みは振込詐欺の口座として使用されてたことが判明する。




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