安倍晋三 元総理大臣の功績 まとめ



経済・経営

公開日:2022/7/17    

安倍晋三 元総理大臣の功績をまとめます。

■日本の政治の実情

初めに日本の政治の実情について簡単に説明します。日本の政治は内閣総理大臣だけの力で動かすことはできないのは言うに及ばずで、 党内をまとめるという事も重要ですが、特に重要なのは官僚をいかに与させるかで、官僚の協力がなければ重要な法案を通すのがとても難しくなります。 その為政治家は、自分の通したい法案を通すことと引き換えに、官僚の通したい法案を通すなどの交渉を行います。 何故この政治家からこのような法案が出たのだろうと思うときは、官僚の通したい法案だったりするわけです。

ここに日本の政治の構造的な問題があり、官僚は国民の投票で選ばれた訳ではないのにもかかわらず、官僚の論理で政治が動いてしまう事です。 日本のためにならなくても、自分の出世を第一に考える人もいる事でしょう。

よく我々国民が「この政治家はダメだなぁ」と思う事があるかもしれませんが、それは日本の政治の構造に問題を抱えているだけで、 その人自身が本当にダメだという事はそこまでないのだと思います(本当にダメな人はいますが)。 批判することに対して私たちはもっと謙虚になるべきで、多少なりとも何かしら秀でた才能をもっている人が政治をやられているだと私は思っています。

私がとても印象に残っているセリフがあります。伊坂幸太郎さんの著書「重力ピエロ」の登場人物が、次のような趣旨の考えを述べます。 「例えば、製薬メーカーに勤めている人が全員、ある日突然家電メーカーに勤めたとしたら、その日からその家電メーカーは製薬を作れるようになるのかと言ったら、そうはならない。 それでも家電製品を作り続けるだろう。それは構造的に家電メーカーは家電製品を作るようになっているから」
私は正に同じことが政治の世界でもいえるのだと思います。

■安倍晋三 元総理大臣の功績まとめ

内閣総理大臣中の出来事を時系列にまとめました。


<教育基本法改正>
1947年3月に公布された旧教育基本法の全てを、2006年12月に見直し改正しました。

教育基本法の前文には「民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである」とあり、 教育の目標には「学問の自由を尊重しつつ、個人の価値の尊重、正義と責任、男女の平等を重んじる態度を養うこと」などが掲げられましたが、 特に「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うこと」とあり、 これまで自国や郷土を愛する事に対して否定的だった風潮を改める様に進めたことは、非常に大きな功績です。

<アベノミクス>
約500万人の雇用を生み出し、失業率は歴史的な低水準(約2.3%)まで改善させ、また前民主政権時代の異常な円高、株安の状況から脱却させました。アベノミクスの恩恵を受けた人は多かったのではないかと思います。 一方、デフレからの脱却には至らず、また具体的な成長戦略(3本目の矢)への道筋をたてることは叶いませんでした。この原因の一つに消費税増税があります。アベノミクスでこれから景気が上向くかといったところで消費税増税を行ったため、 成長率の伸びが大幅に鈍化しました。なぜ消費税増税を行ったかというと、前民主党政権時代に野田元総理が段階的に消費税を10%までに引き上げると宣言したからです。これもそもそも上述した通り、安倍さんが本当にやりたかった施策ではなかったのではないかと思います。

<自民党のHPに載っていたアベノミクスの功績>
① 大卒就職内定率:97.6% , 高卒就職内定率:98.2%の過去最高水準 (2019年卒業)
② 中小企業の倒産28年ぶりの低水準 (2012年:12077 → 2018年:8235件)
③ 正社員有効求人倍率史上初の1倍超えの過去最高値 (2019年)


<自由で開かれたインド太平洋構想>
2016年8月にケニアのナイロビで開催された第6回アフリカ開発会議の基調演説において、提唱しました。その後、トランプ大統領もこの考えを取り入れ、バイデン政権になってもこの考えを継承しています。 日本の総理がアメリカの戦略に影響を与えるという、これまで考えられなかったことを実現いたしました。




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