ボリンジャーバンドとは



経済・経営

公開日:2024/1/14    

■ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドとは、アメリカの金融アナリスト ジョン・ボリンジャー(1950-)が考案したテクニカル指標のことです。この指標は2000年頃に登場しており比較的新しい指標です。

ボリンジャーバンドの考え方は、数日分(20日~25日分が多い)の株価の終値に対する平均値と標準偏差を求めることで、株価の傾向を知るというものです。



ボリンジャーバンドの計算イメージは以下のとおり。株価の変動幅が大きい場合は標準偏差が大きいのでボリンジャーバンドの幅が大きくなり、変動幅が小さい場合はボリンジャーバンドの幅が小さくなります。



■株価がボリンジャーバンドに収まるのは当然のこと

ボリンジャーバンド(標準偏差)はその時の株価を用いて算出するため、株価がボリンジャーバンド内に収まるのは当然のことです (株価が大きく変動したらボリンジャーバンドも広がる)。 重要なのは、株価は確率的にもボリンジャーバンドの3σ付近にい続ける事は難しいので、いずれ平均値に収束する方向に向かう可能性が高いということを認識する事です。




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